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Chapter19.淫夢の領域【後編】

2021年11月10日
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例えば、定命の者は死後どこへ行くのだろう?
ここシロディールでは個人の信仰によって、魂はエセリウスやオブリビオンに向かうとされている。

命は儚く、短く、突然に途絶える。まるで焚き火のように。
成し遂げられて死んだ者は幸せなのかも知れない。そして現世に未練があれば彷徨う霊体として生へしがみ付く。

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ブラヴィル地下深く、奴隷ビジネスで潤う通称奴隷港。
レジスタンスの奴隷解放戦は、ゾハルがリーダーのダナを討ち取り勝利という形で終局を迎えようとしていた、はずだった。

憔悴しきった彼等の前に現れたのは、裏で糸を引いていたデイドラロード直径の子族、淫魔デリック。
舞台は再び彼が統括する性と眠りの領域ヒュプノスへ、向かう前に少しだけ寄り道をして行く。

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シロディールでは悲運の死を遂げた者は少なくない。

そしてこの隔たれし楽園にもまた、浄化できずにいる魂があった。闇の一党ミコッテのチコリ。
友人であるリノンを庇い、吸血鬼の襲撃により凄惨な最期を遂げた。

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暗殺者チコリ「アイツの剣になりたいんだ。許してもらえなくていい。他に行きたい所なんて無い」

医師ササーニア「キミは仕事と称して数多の命を屠って来たんだ。いくら育った環境が恵まれてなかったとはいえ、帳消しというのは都合がいいんじゃないかい?」
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暗殺者チコリ「分かってる。いくら弁解しても過去は動かない。しっかり罰は受けるつもりだ。だから頼む」

医師ササーニア「...いいだろう。だがキミの肉体は既に吸血鬼の胃袋の中。もはや形すら成していない」

暗殺者チコリ「アンタ医者なんだろ?どんな姿だっていい。なんとかならねェか?」
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医師ササーニア「う~ん。とは言われても...それならこれで...」

私は彼女に霊体化の魔法を掛けた。チコリの魂はより以前の形を取り戻していく。

霊体チコリ「終わったのか?」

医師ササーニア「ああ。霊体は便利だけど、ただし注意点もある」

霊体チコリ「なんだ?」

医師ササーニア「その身体(霊体)なら何処にだって自由に空間を行き来できる。大切なのは思い人のイメージだよ」

霊体チコリ「ふゥん」

医師ササーニア「ただし気を付けるんだ。多様すれば魂の総量が減る。致命傷を受ければアビスへ堕ちて2度と戻れなくなる...ってあれ?もう飛んだの?」

説明をしっかり聞いたかすらも分からない。そしてチコリは向かった。大切な友人リノンのいるヒュプノスへ。

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そして私が介入できるのはここまで。後は彼らが物語を繋いで行くだろう。

霊体チコリ「やればできるじゃねぇか、あのヤブ医者」
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辺りを見渡し、神経を研ぎ澄ますチコリ。霊体となった今、いつも以上に感覚が鋭くなっている。

霊体チコリ「チッ、時間がない。無事でいろよお嬢ッッ‼︎」
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ヒュプノスへ運ばれた定命の者は、有無を言わず性機能が過剰上昇、常に性的興奮状態となる。

淑女で名を馳せたドラッド夫人ですら、彼の手に落ちるのに時間は掛からなかった。

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そして淫魔は悪魔の中でも極めて残酷で、適正が無いとされた者は問答無用で処刑を行う。

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そんな勝手極まる淫魔デリックだが、過去シェオゴラスの怒りを買い、瀕死のケガを追ってコロヴィア山脈へ落ちた。
そんな時に幼いリノンの施しに命を救われる。以後彼は異常な愛情を彼女に一方的に向けていた。

そしてついに彼の手によって、二人の女性が淫魔転生の儀式を迎えようとしている。
最初に目が覚めたのは、傭兵のゾハルに討伐された吸血鬼隊の頭領、ダナ=ミラ・カンタだった。

淫魔デリック「やぁ、ダナ夫人。お目覚めかな?」
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まるで紳士の様にかしこまる淫魔。傍ではサキュバスとなったドラッド夫人が妖しく微笑む。

吸血鬼のダナ「...ここは...??あなたは悪魔??」
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見覚えのない風景。周囲は薄暗く、昼か夜かも判断が付かない。腐敗臭と体臭が混ざった様な形容し難い悪臭が漂う。辺りを見渡すと見覚えのある面々が拘束されている。

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そこには見覚えのあるデリックの友人、サルモールのモルテノアの姿もあった。彼は拘束されたリノンを隅々まで眺めると静かに口を開いた。

サルモールのモルテノア「なるほど、この娘が因果の特異点か...年端はいかぬが確かに美しい」
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淫魔デリック「フン、そうだろう。ボクの妻になる女性だ。キミにはあげないよ」

拘束されたリノンを見ながら話し込む淫魔達。ダナは色々な疑問が頭に浮かんだが、質問をする間も無く、悪魔は饒舌に喋り出した。

淫魔デリック「僕はデリック。インキュバスと呼ばれる悪魔だ。ようこそ我が領域ヒュプノスへ」
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吸血鬼のダナ「これは丁寧にどうも。弁えた悪魔の様ね。でもこの対応は紳士的とは言えないわ」

しっかりと拘束された両手両足。そうそう簡単に外せる代物ではない。ダナは呟く。

淫魔デリック「ああ、これはボクの趣味さ。ここにいるキミ達は魂体だけど、精神は本体と変わらない。暴れられると厄介だしね」

吸血鬼のダナ「それと...私は確かに殺されたはず。やっと休めると思ったのに残念」

淫魔デリック「なぜだ?本来定命の者は永遠の命を求める生物だろう?なぜ死に急ぐ」
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目を丸くしたデリックがダナに問いかける。強欲な人間ばかりを見てきたデリックには、ダナの事が理解出来なかった。

吸血鬼のダナ「何百年、数えきれない人を殺して血を啜った。仲間の為、家族の為だと思って来たから、苦では無かったの」

淫魔デリック「...それで?」

吸血鬼のダナ「皆死んだ。もはや守るものもないわ」
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淫魔デリック「フム、要するに免罪符を失ったから、死んで楽になりたいと言うわけか?実に身勝手な人間らしいじゃないか。クククッ」

サルモールのモルテノア「...だから最初からそう説明したではないか。全く私の事を信用してないな」

淫魔デリック「それ、サルモールのキミが言う?」

デリックは腹を抱えて笑っている。

吸血鬼のダナ「あなたは...どこかで...」

サルモールのモルテノア「ほう、私を覚えているのか?」
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吸血鬼のダナ「思い出した。ヴォルキハル城に仕えたサルモール。全てが狂ったのはあなたの策略ね。その顔は忘れる筈もない」

サルモールのモルテノア「光栄だダナ夫人。私が憎いか?」

吸血鬼のダナ「あなたを殺そうと情報を集めていた時代もあった...でも今となってはどうでもいいわね。さっさと殺して頂戴」

淫魔デリック「モルテノア、この女は全く生きる意思がないよ。死なせた方がいいんじゃないかい?」

サルモールのモルテノア「まァ待て....ディムホロウ墓地。お前とヴァレリカ婦人で王女を幽閉したな?」

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吸血鬼のダナ「あの子に...セラーナに何をしたの!?」
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一瞬にしてダナの表情が険しくなる。

淫魔デリック「分かりやすいなぁ。一気に顔つきが変わったよ」

サルモールのモルテノア「そう睨むな。今すぐどうこうという話ではない。ステンダールの番人達が勘づいているぞ。封印を解かれる日は遠くない。すぐにハルコン卿にも見つかるだろう」

吸血鬼のダナ「要するに、守りたいなら生きて自分で守れと?」

サルモールのモルテノア「そう言う事だ」

モルテノアが不気味に笑う。ダナは深く深呼吸すると、薄暗い空を見上げた。数百年、あれからセラーナの事は一度足りとも忘れた事はない。

吸血鬼のダナ「...ホント、悪魔って最悪ね。何度私はあなた達に弄ばれるのかしら」

淫魔デリック「なに、サキュバスに転生すれば今度はキミが弄ぶ側になるさ」
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見知らぬ男にみすみすと身体を差し出す程、落ちぶれてはいない。だが吸血鬼の王の力を得てしても、傭兵ひとりにすら敵わなかった。力がいる。強靭な力が。
ダナは遥か昔、手も足も出ず叩きのめされたモラグバルの娘、モラグ・ヴァネッサの言葉を思い出していた。

おまえらみたいな羽虫が、世界を変えられるなんて傲慢だ。弱ければ食われる。世界は至ってシンプルなのさ
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吸血鬼のダナ「...契約するわ」

淫魔デリック「決断が早いな」

サルモールのモルテノア「それでいい。おまえならそう言うと思っていた」

淫魔デリック「キミが生きた数百年味わった事のない快楽を味合わせてあげるよ」

吸血鬼のダナ「早い話、あなたと交われ、というワケね」

淫魔デリック「そう言う事だ。なにせボクはインキュバスだからね」

吸血鬼のダナ「それなら私の希望も聞いて貰おうかしら?」

腹を括ったダナ。亡くなった旦那に対して罪悪感はあったが、さっきまでの曇った表情とは一変し、妖艶な表情を見せる。

淫魔デリック「おかしな女だ。指図できる立場にあると思ってるのか?まぁ、聞くだけ聞いてあげるよ」

吸血鬼のダナ「男に好き勝手されるの、嫌いなの。主導権は握らせてもらうわ。だからこの手枷を外して頂戴」

淫魔デリック「...!?ハハハッ!こいつはとんだ好きものだ!いいだろう!ボクを満足させてみるがいい」

手枷を外されたダナははらりとローブを脱ぐと、メリハリのある絹のような肌が現れる。

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デリックはヒューと口笛を吹いた後、高らかに笑った。数百年生きて来たが、自ら悪魔を喰らおうという女は初めてだったからだ。
ダナはゆっくりと淫魔に近付くと、強引に押し倒す。

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肩筋、首、脇、そして乳首とゆっくりと時間を掛けて淫魔の身体を上から下まで愛舐した後、屈強に反り返る淫魔の局部に触れる。

吸血鬼のダナ「さすがは性の悪魔ね。さて、どうしてくれようかしら」

口いっぱいに含んだ唾液を垂らし、舌先を這わせる。ゆっくりと、そして激しく、変速的なリズムは次第に規則性を帯び、荒々しいストロークへと変わる。

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淫魔デリック「クククッ、こいつは逸材だ」

最初の射精はすぐに訪れた。デリックはダナの頭を掴んで引き離すと、彼女の身体に夥しい量の性液を放出する。

淫魔デリック「出すぞッツ!!しっかり受け止めろッツ!!!!」

吸血鬼のダナ「..凄い量ね...それに甘い香りがする。クセになりそう」
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そしてその白濁の液体を彼女の身体に刷り込むと、身体がぼんやりと光を帯びる。

吸血鬼のダナ「褒められた趣味では無いわね。これは転生に必要なことなのかしら」

淫魔デリック「ふぅ...何事も基礎が大切だからね。さて、それじゃ準備はいいかな?」

ダナの前に仁王立ちで迫るデリック。しかしそんな彼はまたしても主導権を握らされる事は無かった。再び押し倒されるデリック。

吸血鬼のダナ「...んっ....さすがは悪魔ね。こんなに逞しいのは初めてよ」
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そして未だ勢いを失わない淫魔の男性器を、自分の膣内に深々と挿し込んでいく。

ズ...ズズプッ...!!!

吸血鬼のダナ「助けを求めるのはあなたかもね。悪魔さん」
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唾液に塗れ、恍惚な表情を浮かべ嬌声を上げるダナ。淫魔との交わりで得られる快楽は通常の性交を凌駕する。
ゆっくりと、猛々しく反り立つそれを自分の中で描きまわし、急所を探し当てる。命を掛けた戦いとなんら変わりは無い。

ゆっくりとそれを味わうかのように、上下左右二人の動きはだんだんと激しさを増していく。

吸血鬼のダナ「もっと...!!!!!!もっと突いて!!!!!あああああッツ!!!!!!!」
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激しく、獣の様に腰を打ち付けるダナ。肉と肉、体液がぶつかり合う音が周囲に響き渡る。

吸血鬼のダナ「あっ...ああッ‼︎凄い...意識が飛びそうッッ‼︎」
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どれくらいの時間が経ったのだろうか。二人の獣はやがて絶頂を迎えようとしていた。

淫魔デリック「クッ...行くぞッッ‼︎受け止めたまえッ‼︎」

ドクン!!!!!!!ドクンッッ!!!!!!!!!!!

吸血鬼のダナ「全部呑み込んであげるわッッッ‼︎」
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勢いよくダナの中に大量の精液が放出される。その場に倒れ込む二人。傍で2人の交わりを見学していたモルテノアは若干引いている様子だ。

サルモールのモルテノア「...まるでトロールの交尾だな。おまえの負けだ、デリック」

淫魔デリック「ハッ...ハハハッ...なんて女だ...」

淫魔との交わりを終えると、ダナの身体は更に光に包まれると、少しづつ身体が変貌して行く。
こめかみから生えたツノはみるみるうちに大きく成長し、背中から生えたコウモリの様な漆黒の翼が風になびく。新たなサキュバスの誕生だ。

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そしてしばし気を失っていたリノンも、ダナの大きな羽音で目を覚ます。

淫魔デリック「おっと、どうやら妻が目を覚ました様だ」

リノン嬢「んんッ...ここは...?」

淫魔デリック「おはよう、ボクの姫君よ」


リノン嬢「だ...誰?なんで縛られてるの?」

ぼんやりとした頭、しっかりと開かない瞼。手足を動かしてみるが、しっかりと拘束されている事に気が付く。どう足掻いても外れそうにない。

淫魔デリック「この姿で会うのは久しぶりだね。でもキミは確かに覚えているはずだ」

リノン嬢「...悪魔?」

遠い記憶を紐付けていくリノン。彼女の記憶が紐付くのを待てず、デリックは悲しそうな表情で口を開く。

淫魔デリック「すぐには思い出せないか....ボクはデリック。これがキミの婚約者さ。これが本当の姿なんだ」

リノン嬢「デリック...様?」

悪魔の正体が貴族のデリックだと知ると、リノンの表情は一気に強張る。この悪魔が自分に寄せる異常な愛情を知っているからだ。

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リノン嬢「あなたがデリック様だというのはわかったわ。でもこの枷はなに?」

淫魔デリック「それはね、罰だよ」

リノン嬢「...どう言う意味?」

淫魔デリック「キミは僕という婚約者がいながら、あの傭兵に想いを寄せたね?」

リノン嬢「...そもそも婚約者というのも、両家の親同士が勝手に決めた事でしょう?何度も断ったはずだよ」

少女は力強い目で睨みつける。

淫魔デリック「だからなんだッツ!!!尻軽めッッッ!!!!」

パアァァン!!!!!!

リノン嬢「ッツ...!!」

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頬を殴打されるリノン。しかし微動だにせず彼女は睨み返す。

淫魔デリック「...すまない。そんな目で見ないでくれ。キミを愛しているからなんだ」

リノン嬢「なぜわたしに執着するの?」

あくまで冷静に、リノンはデリックを宥め、脱出のチャンスを伺う。

淫魔デリック「...執着?おかしな事を言う」

リノン嬢「...?」

淫魔デリック「全てキミが自分で招いた種だ。あの日死にかけたボクを助けたのは他ならぬキミだろう」

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リノン嬢「思い出したわ。あの時の...」

淫魔デリック「言ったはずだ。見殺しにしろ、と」

リノン嬢「例えあなたじゃなくてもわたしは見捨てたりしない。救える命がそこにあるなら」

淫魔デリック「それでもだ、あの日キミはボクに愛を持ってして助けた。だから責任を取るべきなんだ。ボクを愛する責任がある」

リノン嬢「狂ってる...そんなのおかしいよ」

淫魔デリック「その眼差しをボクに向けるな。ボクに逆らえると思うな。こうやって数々の女を自分の物にして来たのだから」

リノン嬢「...なんて可哀想な人」
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淫魔デリック「ボクを哀れむなッッッ‼︎」

突然声を荒げると、顔色を変えたデリックはリノンの胸を力いっぱいに握り潰す。

リノン嬢「っっッッ‼︎いたッ‼︎」
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淫魔デリック「だから決めたのさ。もう手段は選ばない。キミを愛するが故だ。手に入らないなら無理矢理手にするまで。ボクにはその力がある」

淫魔はジュルっと舌舐めずりをした後、ザラザラとした舌で彼女の身体を舐め回して行く。

リノン嬢「くっ...んんんッ!!やだッ!!いやっ!!おじさんッツ!!!」
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ビクビクッと身体を震わせるリノン。自分の意思とは別に身体の芯が熱を帯びて行く。

淫魔デリック「叫んでも無駄だ。ボクの領域にいる限り彼が目を覚ますことはない。でも心配はいらないよ。すぐにキミからボクを欲しがる」

リノン嬢「バカにしないで‼︎好きでもない人にこんな事されて吐き気がするわ‼︎」

淫魔デリック「そこまで言うならいいだろう。キミがいつまで正気を保っていられるかゲームをしようじゃないか」

デリックは自慢の性器をさらけ出し、一心不乱に扱き出す。

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リノン嬢「最低ッ...何をする気なの...!?」

嫌悪感むき出しで睨みつけるリノン。そんなリノンを差し置いてデリックは目を閉じ自慰に耽っている。
間もなくして淫魔の自慰はオルガズムを迎えようとしていた。見るに堪えない姿に目を背けるリノン。

淫魔デリック「目を逸らすなッッ‼︎おまえの傭兵はすぐにでも殺す事ができるんだぞ⁉︎」

淫魔ダナ「あなたも観念してこちら側に来なさい」
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淫魔ドラッド「フフフ、これも愛のカタチね。胸を打つわ」

拘束されたゾハルに群がるサキュバス達。

リノン嬢「おじさんにさわるなッツ!!!!」

淫魔デリック「奴の心配をしている場合か!?こちらを向け!!!!ボクの思いを受け止めろッッッ!!!!!!!!!!!!」

リノン嬢「んんんんんんッツ...!!!!!」
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リノンの身体に大量に放出される淫魔の精液。それを丁寧に塗り込んで行くデリック。

淫魔デリック「ふう...未だボクを欲しがらないとは大した精神力だ。とっくに身体は言うことをきいていないハズだけど」

リノン嬢「好きにすればいい。わたしは絶対にあなたのものにはならないから」

力強い瞳がデリックを捉え、まるで屈服した様子を見せない。その様子が更に悪魔の逆鱗に触れた。

淫魔デリック「気にいらないな。どうしてもキミ達の絆をぶち壊したくなったよ。そこの傭兵はどうかな?変わり果てたキミを見て、それでも戦う意思を継続できるかな?」

リノン嬢「なに...?来ないでッツ!!」

淫魔デリック「ちょっとしたショーをしよう。そこまで言うなら見せてみるがいい。キミたちの言う絆とかいうまがい物を」

デリックがゆっくりと手をかざすと、リノンの身体からベリベリと異音を立て、魂の様なものがゆっくりと抜け出して行く。

リノン嬢「ァあぅッ....ああああああッツ!!!!!!」
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淫魔デリック「魂縛と同じさ。最初は少し痛むが次第に良くなる。複製品だが、サキュバスとしては十分だろう」

リノン嬢「ううううぅぅぅッッ....うふふフフフ」

リノンの本体から引き剥がされた瓜二つのサキュバス。彼女もまたサキュバスとして独自の自我を持つ。またしても気絶した自分の抜け殻見下ろす。

サキュバス・リノン「おじさんはわたしが責任を持って殺すわ。だから安心して」
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屈託のない笑みを浮かべる新たなサキュバス。デリックは邪悪な笑みを浮かべる。

淫魔デリック「クククッ...あの傭兵がどんな顔をするのか楽しみだな。サキュバス・リノン、後はキミに任せよう。最後の仕上げは絶望したゾハルを見てからだ」

リノン嬢「....」

淫魔デリック「ダナ、ドラッド、リノンの本体は透明化の魔法をかけておくんだ。時期にそいつらも目覚めるだろう」

サキュバス・リノン「は~い♡趣味悪いよデリック様ァ」
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そして―――
目を覚ましたゾハル達は変わり果てたリノンの姿に衝撃を受ける。

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それでもサキュバスとなった彼女を必死に説得するゾハル。するとデリックは先にセルゲイとタバサを先に殺せと命令を下す。

傭兵のゾハル「...リノン、ダメだ。そいつらが分からんのか?共に戦った仲間だぞ」

淫魔デリック「フハハハハその顔だ‼︎ボクが見たかったのはキミの絶望に満ちたその顔だ‼︎」
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淫魔デリック「思い知ったようだね。もうリノンはどこにもいない。そこにいるのはただのサキュバスだ。所詮キミ達の絆など取るに足らんのさ...ククククッ」

傭兵のゾハル「...」

淫魔デリック「彼女を殺すか?もはや男の精を食らう事でしか生きては行けない。誰かを手に掛ける前に楽にしてやるのもキミ次第だ」

ゾハルの枷を解くデリック。ゾハルはリノンの元へ歩み首を掴み上げる。

傭兵のゾハル「おまえが誰かを殺す前にせめて...」

サキュバス・リノン「...やめておじさん...どうしてこんなことするの?」
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淫魔デリック「それが正しい選択だ。楽にしてやれ。見せかけだけの立派な絆じゃないか!!フハハハハッツ!!!!」

傭兵のゾハル「おまえはそれでも生きたいのか?」

サキュバス・リノン「...おじさんになら...殺されても...もっと締めてイイよ」

同じ顔で、同じ声で、サキュバスとなったリノンの半身は殺して欲しいと懇願する。だがゾハルはすぐに首を掴んでいた手を放し、そっとリノンの身体を抱き寄せる。

傭兵のゾハル「...デリック、お前はオレたちの事を何も分かっちゃいない」
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サキュバス・リノン「おじ...さん...?」

淫魔デリック「なんのつもりだ?殺すんじゃないのか?」

傭兵のゾハル「おまえは知らんだろうが、オレはこいつに殺されるなら本望なんだ」

リノンに口づけるゾハル。

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淫魔ダナ「...あらあら」

淫魔デリック「どこまでもイラつかせてくれる...まるでボクが介入する隙間など無いとでも言いたいのか」

淫魔ドラッド「私たちがいるじゃないデリック様」

淫魔デリック「フッ...まァいい。そのまま精を吸われて...なん...だと!?」

うっすらと光を帯び、精魂尽きたのはサキュバスとなったリノンの方だった。

サキュバス・リノン「今回はこの子に免じて見逃してあげる。またね、おじさん♡」
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傭兵のゾハル「バカ野郎ッツ‼︎これじゃ...」

淫魔デリック「バカな...サキュバスがボクの命令に背くなんて...そんなハズはない‼︎そんな事があってたまるか‼︎」

予想しなかったサキュバスの裏切りに取り乱すデリック。完全体ではないとは言え、命令を無視するなと過去に前例がなかった。

淫魔デリック「ふん...所詮模造品か。いいだろう、なら本体を墜とすまで。おまえたち!!」

ガシィィッツッッ‼︎
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サキュバス達に押さえ付けられるゾハル。彼女の力は定命の者の力をゆうに凌駕し、腕一本動かすことができない。

サキュバス・ドラッド「そこで見ていなさい。悪魔に人は敵わないのよ」

サキュバス・ダナ「あの子の面倒は私が見てあげる。立派なサキュバスにしてあげるから安心なさい」

傭兵のゾハル「クソッ、どういうつもりだ...‼︎デリックゥ‼︎」

淫魔デリック「こういうつもりさ」

デリックが掛けた透明化の魔法が解かれると、リノンの本体が姿を現した。

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淫魔デリック「残念だったな。本体は我が手中にある」

傭兵のゾハル「何を...」

淫魔デリック「今度こそ結ばれるのさ。キミはそこでよく見ておくといい」
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リノン嬢「おじ...さん」

まだ目覚めてわずか、朦朧とした状態のリノンの脚を強引に開くデリック。

傭兵のゾハル「貴様ァァッツ...‼︎」

ゾハルの叫び声は誰にも届かず、周囲に響き渡るだけ、かと思われた。だが、その声を頼りに走り寄る小さな影があった。

霊体チコリ「汚ねェモン押し当ててンじゃねェ!!!!!!!!!」

ザンッッッツッツ!!!!!!!!!!!!
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一刀両断。小さな影の主は霊体となったチコリだった。見事にダガーが首筋を捉え、血しぶきが舞う。

淫魔デリック「あ...あれ?」
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リノン嬢「え...チコ...リ?」

霊体チコリ「寝てる場合じゃねえだろお嬢ッツ!!!お前が答える番だッツ!!!!」

ゴッッッツ!!!!!!
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淫魔ダナ「あらあら、どうやら解散みたいね。それじゃまた会いましょう。傭兵さん」
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遂にデリックの思いが叶うことは無かった。ヒュプノスはこうしてあっけなく次元の扉を閉じた。
そして―――デリックの潜在意識が途切れた事で、彼らの魂も奴隷港の肉体に帰還する。

人智を越えた超常のデイドラチルドレン達には、本来どんな攻撃も通らない。よって彼らは絶対的な自身と余裕を持っていた。

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sasanagare77
Posted by sasanagare77
どうもsasaです。円熟期以降のおぶらーであります。
当小話は先代モッダー様の恩恵を十分に受けており、
多大なる感謝の気持ちを忘れません。
Thank you so much.
All modder for TES4.

Comments 8

There are no comments yet.

マリア

更新お疲れ様です!!!決着つきましたねー!!!ゾハルさんかっこよすぎる!!リノンちゃんまじ強い・・・素敵!!!チコリアア!!!!!かっこいいよー!!!と大興奮してましたwwwデリックさんも歪んではいるけどリノンへの愛は本物だったんだなぁと思いますが許さん(*'ω'*)

2021/11/11 (Thu) 12:03
sasanagare77

sasanagare77

Re: タイトルなし

コメントありがとうございますうぅぅぅッス!!

今回は女の強さみたいなのを書きたかったのでにんまりです。
逆に食らいに掛かるダナに、精神的に揺るがないリノンと、結局ぶっかけ悪魔は二人に勝てませんでしたからね。
(おいしい思いはしてますが(#^ω^)ピキキ)
デリックは元人間なので、本人は凄いくやしかったと思います。男ってしょうもないプライドで引けなかったりしますからw

最後の怒涛の畳みかけはちょっと自分でもカッコよくなるように力入れました( ̄ー ̄)ニヤリ

2021/11/11 (Thu) 12:18

もきゅもきゅもきゅ(なんか食べてる)

寸止めかッ!

更新お疲れ様です♪

ダナさん完全に落ちましたね。そしてゾハルさんも(一時的に)復活!
二人とも定命の頃の様々な思いがある分、心残りをやり遂げるために一線を踏み越えるところがうちの誰かさんと似ていて考えさせられました。生きながらえる(?生きているのか?w)ための手段として悪魔落ちや変異化を躊躇なく受け入れちゃうところとか。

そしてダナさんと言えば・・・なななんという濃厚でねっとりとした描写(゚д゚)!。キャラを虐めることにかけては定評のあるsasaさんなので、ヨシこの勢いでリノンちゃんだ! と思ったらイイところでお預けに(`´)ちょっと劇中のササーニア先生、仕事頑張りすぎ、とか恨めしく思いましたw
(チコリちゃんの活躍、まだ出番があったことはうれしかったですけどね)

でもきっとsasaさんのフォルダーにはたくさんのif展開が撮り溜められているはずなので、お嬢さんのBadEndもあるに違いないと想像しています(完全な風評被害w)

次回は悲しみと共に、新たな展望が開けるかな〜?
楽しみにしていますヽ(=´▽`=)ノ

2021/11/12 (Fri) 12:50

もきゅもきゅもきゅ(なんか食べてる)

はくりょくが あがった!

そしてブログのレイアウト、新しくなってますね。おめでとうございますヽ(`▽´)/
本文中の絵もサイズが大きくなって迫力がアップしました。
これで残酷描写がより映えますね(え

2021/11/12 (Fri) 12:55
sasanagare77

sasanagare77

Re: 寸止めかッ!

コメントありがとうござりますッツ!!
今回は過去イチ難産だった気がします...
薄暗いSSばっかり撮っているので「青色が見たい(遠い目)」と思いながら描きました。

メインはダナさんとリノンの2異色の戦いですが、これもかんなり悩みました。
ダナさんは当初から書きたい姿だったのですが、リノンはどうしようかな~と...
ギリギリ寸止めになっちゃいましたが、仮にあそこで致されても良かったかなと今になって思ったり。
それでも彼女の心は折れないでしょうからね。

あ、もちろん局部がモロだったりの酷いSSは静かに収まってますので、
どっかで鍵付き記事にでもしようかと思います。

次回はいよいよ奴隷港編グランドフィナーレです(ノД`)・゜・。

2021/11/12 (Fri) 20:48
sasanagare77

sasanagare77

Re: はくりょくが あがった!

よく分からないまま雰囲気で数字変えたらいい感じに変わりました!
(エンジニアのセリフではない)
せっかくの魂を込めて厳選したSSなんで、大画面で見て欲しいですからね( *´艸`)

2021/11/12 (Fri) 20:51

敗残兵

更新お疲れ様です。いやぁ…濃ッ厚ですねw ヒュプノスの空気が自分の部屋にも充満しそうですww
ダナさんは赤いのも白いのも吸うのがお得意なようで…邪心を抱いて近づいたら何もかも吸い尽くされて返討ちは不可避ですね、おお桑原。
sasaさんお気に入りのキャラ程ロクな目に合わないササリビオンですから、まだまだダナさんも苦難に満ちた戦いを強いられそうですね、合掌。

それにしてもデリック君は実に気持ち悪い、男の淫魔+ストーカーだとこんなにもキツくなるんですねw
ただまぁおじさんと彼の違いも紙一重の様な物で、おじさん失敗ルートが彼だと思うと哀れさややるせなさも少々感じますね…
これまでは余裕綽々な観戦者モードだっただけに、メンタル激強モードのリノン嬢相手に感情剥き出しで必死になってるデリック君を見ると尚の事そう思います。
ガチ堕ちルートのリノン嬢が見られなかったのは彼もでしょうが私も残念です(笑
そしておじさんはもう…流石女垂らしですね、色男。死んじまえ!今までで一番主役してるような感じがしました(失礼
遂にデリックを仕留めた…?みたいですがもうササリビオンですからバラバラになってても死んだとは確信できなくなってますw
結構小悪党みたいな最期?でしたが、ともあれこれでおじさんとリノン嬢の戦いの一つは決着が付いてヤレヤレ、という所ですかね。 …付きましたよね?

遂にゲートキーパンが実戦投入されましたね!自分の獲物を知らない奴に横取りされてブチギレる所は正にチュル公w
本人もだいぶ性根がアレですからSI産の物は相性イイでしょうね、虫けらに思わぬ一発を貰ったヴァネッサさんは果たしてどういうモードになるのか。
ヴェル公も死んだ様なふりして第二形態持ちですし、ここで半人外の真人間、人外(定命)、人外(ディードラ)が戦うササリビオンの縮図が繰り広げられるのか。
決着が付くのか次に持ち越しかはさておき目が離せませんね。あと二匹が死ぬかどうかも(笑

次回で最終回との事で、この長く苦しい戦いの結末が如何なるものとなるのか楽しみにしています。頑張れセミョーン、クライマックスだぞ!

2021/11/19 (Fri) 01:19
sasanagare77

sasanagare77

Re: タイトルなし

コメントありがとうございマッツ!!
ヒュプノスの空気は絶対にイカくさいっスねww

≫ダナさん
割と淫魔に好き勝手される女性陣の中、圧倒的に好戦一方のダナさんでしたね。
実は一番書きたかったのがダナさんvs淫魔だったりします。
もともと人間だった頃からS〇Xに対してアグレッシブだったというのもありまして...

彼女もサブキャラのみの扱いだったのですが、結構気に入ってしまって退場せず!になっちゃいました。
今後もちょいちょいちょっかい掛けて来る予定です。

≫デリック君
気持ちが通じないと分かるとどんどん余裕がなくなって来る姿は、
突然フラれた男の女々しさみたいなものを意識してました。
愛情が分からない元人間ってのは最大の弱点でしたね。そもそもリノンには絶対メンタルでは勝てなかったと思います。

≫ガチ堕ちルートのリノン嬢
リノンちゃんを汚すな!という声よりァへ顏のリノンちゃんを!という声が多くて驚いています。
愛されていますねリノンは(ぇ

≫もうササリビオンですからバラバラになってても死んだとは確信できなくなってますw
…付きましたよね?…つ…つきま…

≫ゲートキーパン投入
最高にクールな再登場だったと思ってます(自己満)神々の子まで参入して来たので、
チートキャラが無双する話とかあまりすきじゃないので、総じて人外化が進んでいますw
それでもヴァネッサは作中最強なので、どういう展開になるか楽しみにして頂ければヾ(*´∀`*)ノ

≫頑張れセミョーン
周囲のキャラが濃すぎて影が薄くなっていますが、きっと活躍するハズです。

ありがとうございます(´▽`*)

2021/12/07 (Tue) 21:29